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・"近頃物価値上がりのニュースばかりでイヤになっちゃうわ〜、奥様"
な感じなので、なんとなくこっちでのガソリン価格の推移をチェック。…自分が車を入手した2002年と比べて、値段が3倍($1.5/gal→$4.5/gal:
リッター50円→リッター120円)になってました…。ここ1年で見ると4割もの値上がり率です。ハイオクしかダメでさらに燃費も悪い自分の車には、厳しい時代ですなぁ。自転車で通学できる街に暮らしてて良かったとしみじみ。

・リッター180円を超えそうな勢いの日本から見れば、"全然安いじゃねぇかっ!!"ってな具合かもしれませんが、"外出
= 99% 車移動"とか "毎日100キロの車通勤
(米国では交通費が支給される職場の方が珍しい)"とかがザラな国だということを考えると…。実際、3年位前にはガソリン代が$3.5/gal(リッター110円)を超えると国家経済が破綻するなんて実しやかに囁かれたりして、ブッシュが今年はじめに打ち出した1500億ドル規模の減税策も全部ガソリン代に消えたとかなんとか。この間は、高騰のせいでついに米国人の生活スタイルに"節約"という文化が芽生えたとの報道まで出てきてました。
・そんな最中、ベイエリアからこの状況を一変させられるかもしれない話が。なんでもLS9という会社が適当な木材から(エタノールではなく)、原油を生産する微生物を開発したとのこと。原油は木クズ等の廃材からも生産でき、カーボンネガティヴで、精油の手間がほとんどかからず、サトウキビを使えばコストは1バレル$50程度と、まさにうますぎる話。2011年には商用の生産プラントをオープンさせる計画だそうです。ただ、アメリカの石油消費を全てまかなうには、Chicagoと同じくらいの広さの土地が必要らしいですが…。
・しかしまあ、日本が水素車だ、燃料電池だ、と代替エネルギーの開発に必死になってるところに、"石油足りないんならもっと作れば良くね?"って発想を持ってこれるところがいかにもアメリカ的というかなんと言うか。この微生物産石油を燃やしてもCO2は増えないと主張してますし、なにより石油がらみのインフラをそのまま使えるのはものすごいリソースの節約になるかと。上手くいくかは別として、非常に夢のある話ですなぁ。夢が広がりすぎた挙句、産油国がこの施設を破壊しようとして大戦争勃発、なんてオチはイヤですが。
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