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・今日はLabではなく社会科見学。見学先はSacramento郊外にある元J&W
Scientific、現Agilent Technologies社(日本語サイトもあるんですね)。そこの業界最大手の分野、Gas
Chromatograph用Column製造ラインをチェックです。前の学校だったら現地集合だったでしょうが、今の学校はちゃんとバスを手配してくれました。しかも、学校所有のペイント入りハイデッカー大型観光バス。さすがです。
・で、いざ現地で工場内をみてみると、製造工程は基本的に手作業。ng(10~-9)やpg(10^-12)といったスケールの物質を定量する機械のColumnだけに、かなり意外でした。またColumnは年間出荷される10万個全てが品質チェックを受けており、綿密な品質管理に感心。写真撮影禁止だったのでお見せできるものはありませんが、かなりCoolな工場だったかも。ただ就職したいとは思いませんが。

・午後Report提出の為TA達の実験室を訪れたところ、部屋の片隅に日本語の本が詰まった段ボール箱が放置されているのを発見。なんでも5年ほど前に居た研究者が置き去りにしていったものらしく、好きに取っていって良いとのこと。早速箱を覗いてみると殆どがミステリ小説(あとH×Hもありました)で、なんとなく理系っぽいチョイスに思わず苦笑。森博嗣氏の本も結構な量含まれていたので、それらをありがたく頂戴することに。最近質量を持った日本語の活字からすっかり遠ざかっていただけに、かなり嬉しいです。
・で、とりあえず"笑わない数学者"をピックアップ。瀬名氏の著作を読んだ時同様、その文章に引き込まれつつ、その裏で登場人物や著者からかけ離れた己の凡人っぷりを痛感させられ嫌になってみたりも。昔だったら"まあ、こんな天才的な人間なんて早々居ないよな"と流していたでしょうが、こちらに来て本当に"何かが違う"人々の存在を見るにつけ、"あー、薄々勘付いてはいたけど、自分はあの中の一人ではないな"とある種の諦め、というか失望を感じさせられるのです。結局のところ自分には何かを創造する力は乏しく、得意なのは"ある程度複雑な情報をニーズに合わせ選別し単純化する能力"と言う、エンコーダ的なもののみ。そらー、ソースがなかったらどうしようも無い罠。まあでも役に立つ能力には違いないので、これを活かしてこれから先もどうにかやりくりしていきたいと思います。
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