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日本語に置いてけぼりにされたのか?

・少し前、"ケータイ小説大賞に選ばれたあたし彼女って作品がトンでもない代物なんだけど、どう思う?"と問われ、試しに手を付けてみて最初の数ページで挫折。

・日ごろから、"紙媒体の小説と、ゲームのサウンドノヴェル、ヴィジュアルノヴェルが別モノなように、ケータイ小説もまた別の表現形態"だと考え、ケータイ小説の文体も"これはこういうものなんだ"と(読みたいかどうかは置いておいて)受け入れていた自分にとっても、なかなか凄い作品でした。

・頑張ってもう少し読み進んだ上での印象は、"ベタなプロットを、貧困な語彙と読み取り不可能になるギリギリ手前の口語的文章構造でどこまで突き進めるか、その表現形態を探求した作品"というもの。

・この作品から漂う、現代芸術/前衛芸術に見られる"やったもの勝ち"感。もしこの文体/構造を全て狙った上でやっているのであれば、明確な意図の下に斬新な表現方法を生み出した文学作品として、何らかの賞を取ってしかるべきものなのだと思います。もし、これが単に素でかかれたものだとするならば、自分の中では"現代芸術賞を取った、象が描いた抽象画"と同じフォルダ行きに。

・ここまで書いてからふと浮かんだのは、もしこの作品が、文体に何の違和感も抱かずスラスラと読み進めることが前提のものだったらどうしよう、という不安。"文体なんかどうでもいいから、内容の評価を。このリアルで生々しく描かれた恋愛模様に没頭して欲しい"と言うのであれば、自分にはこの作品をどうこう言う資格なんてまるでないのでしょう。「日本語」のTransition Speedに置いていかれてしまったのではないかと、少し怖くなった金曜の夜。

・そういった意味では、ぱーぷる a.k.a. 瀬戸内寂聴氏のあしたの虹は自分にとって実にリーダーフレンドリーな作品で、有難かったです。


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【2008/10/10 23:59】 Diary etc... | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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